Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第VI部門

各種基礎

Chair:Masaaki Nagasawa

[VI-199] The spread foundation with soil improvement for heavy structure

Shiko Nagai1, 〇Shunitsu Abe1, Shohei Oi1, Hitoshi Tama2, Naoko Suzuki2 (1.Tohoku Electric Power Co.,Inc., 2.Obayashi Corporation)

Keywords:Heavy structure, Soil improvement, Spread foundation, Consolidation settlement

東北電力上越火力発電所は新潟県上越市に位置し、2023年6月の運転開始を目指して建設工事を進めている。当初、本工事の基礎に対して、ほぼ正規圧密状態の厚い沖積粘土層の大きな圧密沈下が懸念されたが、建設敷地での厚さ1mの大規模先行盛土(プレロード)施工時に行った層別沈下計による沈下計測から、沖積粘性土層の圧密より表層の埋土層の沈下が支配的であることが分かった。本稿では、基本設計時に杭基礎で計画されていた重量構造物である排水貯槽について、先行盛土時の沈下計測結果、計測結果の再現解析から得られた地盤物性および沈下特性に関する知見から、地盤改良を併用した直接基礎を適用した事例を報告する。

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