[VI-199] 重量構造物基礎への地盤改良併用直接基礎の適用
キーワード:重量構造物、地盤改良、直接基礎、圧密沈下
東北電力上越火力発電所は新潟県上越市に位置し、2023年6月の運転開始を目指して建設工事を進めている。当初、本工事の基礎に対して、ほぼ正規圧密状態の厚い沖積粘土層の大きな圧密沈下が懸念されたが、建設敷地での厚さ1mの大規模先行盛土(プレロード)施工時に行った層別沈下計による沈下計測から、沖積粘性土層の圧密より表層の埋土層の沈下が支配的であることが分かった。本稿では、基本設計時に杭基礎で計画されていた重量構造物である排水貯槽について、先行盛土時の沈下計測結果、計測結果の再現解析から得られた地盤物性および沈下特性に関する知見から、地盤改良を併用した直接基礎を適用した事例を報告する。
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