令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

軌道保守(3)

座長:髙須 豊(東海旅客鉄道)

[VI-532] 振動モニタリングによるレール波状摩耗の進展把握システムの開発

〇田中 博文1、梶原 和博1、神野 響一2、川西 直2、蘇 迪3、長山 智則3 (1.鉄道総合技術研究所、2.ソナス、3.東京大学)

キーワード:波状摩耗、進展過程、高調波、飽和期、振動加速度、無線ネットワーク

レール波状摩耗は,騒音や振動,さらには軌道部材の劣化や軌道変位進み等を助長することから,鉄道事業者は適切に保守する必要がある.
本研究では,無線型の加速度センサを用いたレール波状摩耗の進展把握システムを構築し,営業線に試験導入した.以下に,得られた知見を列挙する.
(1) 構築した進展把握システムは,営業線での長期の継続測定に適用可能である.
(2) 構築した進展把握システムを用いることで,レール凹凸を直接測定しなくとも,レール波状摩耗の進展度合いを把握できる見込みを得た.

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