令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

シールドトンネル(3)

座長:野本 康介(前田建設工業株式会社)

[VI-555] 泥土圧シールドの排土画像による土砂性状評価システムの開発

〇西澤 勇祐1、吉迫 和生1、本田 和之1、本間 伸一1 (1.鹿島建設)

キーワード:泥土圧シールド工法、ディープラーニング、CNN、土砂性状、自動化

泥土圧シールド工法では切羽土圧を適切に保つため、掘削土砂の性状を把握し、添加材の量の調整などにより、適切な塑性流動性を保つ必要がある。そのためスクリューコンベアからの排土の様子を直接あるいはモニターでオペレーターが確認し、土砂性状を判断して施工に活かしている。そこで筆者らはシールド工事の安全性確保、更には将来の自動化施工に資することを目的に、排土画像から土砂性状を評価するシステムの開発を進めている。本稿ではシステムの精度向上と判別クラスの細分化を目的に、画像の品質を向上させたデータセットを用いて土砂性状評価を行った結果と考察、および実際に現場に試適用した結果を示す。

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