[VI-573] バックルプレート桁のき裂に対する超音波探傷法の適用
キーワード:鋼鉄道橋、バックルプレート、超音波探傷、フェイズドアレイ
明治~昭和中期にかけて建設した鋼鉄道橋ではバックルプレートと呼ばれる床版形式が用いられている.BPを用いた桁ではBP取付け部から漏水が生じる場合があり、その原因には部材接合部の隙間やBPのき裂などがある.漏水の原因となるBPのき裂は、桁下面から直接視認できない箇所に発生する事例が多く、これまでの検査では、検査者が目視にて漏水規模と部位からき裂有無を推定していたが、小・中規模の漏水箇所における正確な判断には特に技量が必要であった.本報告では、判断精度向上を目的として、実橋にて超音波探傷を用いてき裂有無の判断を行った事例について述べる.
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