[VI-589] 供用中の高速道路橋床版における赤外線を利用した損傷検出技術の検討
キーワード:赤外線熱計測、赤外線サーモグラフィカメラ、コンクリート床版、橋梁
近年,高速道路の橋梁部において床版コンクリートのはく離,土砂化等に起因したポットホールが発生,走行に支障をきたすケースが頻発している.床版部の点検では舗装面からのハンマーによる打音確認を実施しているが,交通規制が必要なこと,点検作業に多くの人員・期間を要することから作業の効率化が強く求められている.本研究では,供用中の高速道路橋梁部に対し赤外線カメラを搭載した車両による移動計測を実施,舗装内部の損傷を検出する方法について検討した.また,舗装切削後の床版打音検査結果との比較を通して,赤外線カメラを用いた点検手法の有用性を検証した結果,点検・調査の省力化・効率化へ繋げられる可能性を見出した.
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