Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第VI部門

検査技術・診断(12)

Chair:Yuji Goryozono

[VI-590] Proposal for efficiency bridge maintenance by chrolide ion amount distribution investigation

〇Hitoshi Ito1,2, Toshiaki Mizobuchi2 (1.Yachiyo Engineering Co., Ltd., 2.HOSEI University)

Keywords:salt damage, distribution investigation, fluorescence X-ray, electromagnetic wave

橋梁定期点検では,近接目視による状態把握を行い,道路橋毎での健全性診断を実施するが,対象とする橋梁全体をくまなく近接するため,時間と費用を要する.そのため,予算等の負担を感じる道路管理者が多く存在するが,一方,橋梁全体をくまなく近接目視することを一律に求めるとき,橋梁,部位によっては過剰となる場合があり得る.そこで,外観から塩害進行を把握することができない潜伏期,進展期の段階から継続して塩害劣化進行把握が可能で,構造物全体を調査することが可能な手法として,電磁波および蛍光X線を組み合わせた調査方法について,実構造物への適用性の可能性,その結果を活用した効率的橋梁維持管理について提案を行う.

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