令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

検査技術・診断(12)

座長:御領園 悠司(清水建設(株))

[VI-592] 老朽化に伴う劣化損傷が鋼製起伏堰の扉体強度に及ぼす影響

〇山内 怜生1、原田 隆郎1、金森 豪2、桑島 智明2、根本 諒介2 (1.茨城大学大学院、2.日本自動機工)

キーワード:鋼製起伏堰、健全性評価、劣化損傷、構造解析

鋼製起伏堰は河川や水路に設置され水位を制御する施設であり,農業用,工業用,水道用などの利用目的のため全国の河川等に設置されている.近年,老朽化に伴って鋼製起伏堰に損傷や不具合が生じており,長寿命化や経済的かつ効果的な補修・更新が必要となっている.そこで本研究では,老朽化により劣化損傷している鋼製起伏堰を対象にFEM解析モデルを作成し,このモデルに模擬的に劣化損傷を生じさせて,鋼製起伏堰の扉体に発生する変位や応力を解析した.そして,堰の起立から倒伏にかけての扉体強度への影響を把握することで,老朽化に伴う劣化損傷が鋼製起伏堰の扉体の健全性に及ぼす影響を検討した.

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