令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

施工技術(6)

座長:山口 哲司(熊谷組)

[VI-607] 3Dモデルを活用した港湾工事のICT施工事例

〇山口 陽介1、和田 眞郷1、加藤 直幸1、清水 幸三1、猿橋 正晃2 (1.東洋建設(株)、2.日立造船(株))

キーワード:ICT、CIM、VR、3次元化、自動計測

国内港湾工事では港湾i-Constructionが実施されており,3次元データを活用した施工の省力化・機械化が推進されている.著者らが開発した「函ナビVR」(以下,本システム)はGNSSや自動追尾トータルステーションを使用した位置計測情報を基に,ケーソンをはじめとした大型の海洋構造物を据付け位置まで誘導するICT 技術である.2019年12月に岩手県大船渡市で日本初となる海底設置型フラップゲート式防潮堤(以下「FG防潮堤」)の函体据付け工事で本システムを使用した.本稿ではシステムの概要とFG防潮堤函体据付け工事での運用結果について報告する.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン