令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

施工技術(6)

座長:山口 哲司(熊谷組)

[VI-613] コンクリートの打込みにおける扁平ゴムホースの品質向上効果について

〇柳井 修司1、橋本 学1、小林 聖1、横関 康祐2 (1.鹿島建設、2.東洋大学)

キーワード:扁平ゴムホース、材料分離、コンクリートの飛散、表面気泡

一般的なコンクリートの打込みにはコンクリートポンプ車が用いられ,ブームの先端にはフレキシブルホースが設置されている.コンクリートの材料分離を抑制するために,筒先を寝かせて圧送することを基本としているが,施工条件によっては筒先を吊るして圧送せざるを得ない場合もある.吊るし打ちの場合,フレキシブルホース内の落下過程でコンクリートが分離し,打込み後にコンクリートが飛散することがある.この課題を解決するために,扁平ゴムホースを開発・実用化し、その結果、扁平ゴムホースを用い,かつ打込み高さを小さくして,吊るし打ちを行うことでコンクリートの分離を抑制し,構造物の表面品質を高められることが確認できた.

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