令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル(7)

座長:嶋本 敬介(鉄道総合技術研究所)

[VI-638] 矢板工法トンネルの老朽化対策

〇山崎 哲也1、八木 弘1 (1.中日本高速道路(株))

キーワード:矢板工法、老朽化、樋工、導水工、覆工補強、トンネル内装工

高速道路のトンネルは,昭和30年代から建設が始まり,現在では,累計約1,800㎞の供用延長となっている.昭和58年にNATMが標準工法となり,それ以前は矢板工法にて施工されていた.中日本高速道路では,高速道路建設が始まった初期の東名,名神,中央道などの路線を主に管理していることから,矢板工法トンネルが全体の29%を占めており,これらの老朽化対策が課題.本稿では,中日本高速道路で取り組んでいる矢板工法トンネルの老朽化対策の取り組みについて述べる.老朽化による損傷状況は現場ごとに違うため,多くの調査・検討と臨機応変な対応が必要となる.積極的に新たな手法を検討・導入し,保全業務の効率化を図りたい.

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