[VI-640] 領家帯花崗岩に構築した大断面トンネルにおけるインバート省略事例
キーワード:大断面、トンネル、インバート、省略する、花崗岩
内空面積約124m2 の大断面トンネルを領家帯花崗岩に構築するものである.
本トンネルは、低土被り区間が多くを占め,標準土被り区間はトンネル中央付近の183mであった.標準土被り区間においても,1.5D をかろうじて確保できる程度の土被りであり,トンネル上部の地山は風化により強度低下していることが想定されるため,当該区間の支保パターンはDⅠが選定された.
しかしながら,切羽面は概ね新鮮硬質な花崗岩であり,切羽の下部ほどその傾向が顕著であったため,検討の結果
インバートを省略した。
本トンネルは、低土被り区間が多くを占め,標準土被り区間はトンネル中央付近の183mであった.標準土被り区間においても,1.5D をかろうじて確保できる程度の土被りであり,トンネル上部の地山は風化により強度低下していることが想定されるため,当該区間の支保パターンはDⅠが選定された.
しかしながら,切羽面は概ね新鮮硬質な花崗岩であり,切羽の下部ほどその傾向が顕著であったため,検討の結果
インバートを省略した。
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