[VI-643] 連続ベルトコンベア方式における自走式クラッシャーの改良
キーワード:連続ベルトコンベヤー工法、自走式破砕機、山岳トンネル
日本の高齢化は急速に進行しており,就労者数の減少,それに伴う熟練技術の維持継承などが懸念される中,トンネル工事においても施工の省力化・効率化を目的とした様々な施工技術の開発に取り組んできた.ずり運搬方式の一つである連続ベルトコンベヤー方式は,従来のタイヤ方式と比較し,環境面・安全面での優位性を持つ一方,故障時の掘削サイクルへの影響が著しいという短所を持つとされている.ズリ運搬に従事する作業員が少ない連続ベルトコンベヤー方式は,山岳トンネルにおいて重要な方式であり,連続ベルトコンベヤー方式における自走式クラッシャーの改良について,その改良内容と現場への導入成果を報告する.
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