[VI-690] 福地川橋(下り線)他1橋の床版取替え工事におけるプレキャスト壁高欄(クイック壁高欄)の施工について
キーワード:PC床版取替え、プレキャスト壁高欄、クイック壁高欄、GP鉄筋
沖縄自動車道は,高温多湿な亜熱帯地域に位置し,飛来塩分も内陸部にまで達するほど厳しい腐食性環境に置かれている.さらに1970年代に施工された北部区間は,十分な脱塩処理がされていない海砂をコンクリートに使用していたため,供用後10年を経過した頃から鋼橋のI形鋼格子合成床版の劣化が急速に進行した.福地川橋(下り線)および明治山第一橋(上り線)はこの北部区間に位置し,床版の劣化が見られたことから本工事にて床版取替えを実施した.取替え後の壁高欄は,品質,工期短縮の観点より沖縄自動車として初となるプレキャスト壁高欄(クイック壁高欄)を採用している.本稿では,この壁高欄の施工方法について報告する.
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