令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

リニューアル(3)

座長:熊坂 徹也(オリエンタルコンサルタンツ)

[VI-691] 道路橋における縦取り式桁更新工法の適用性検討

〇白水 晃生1、竹内 聖治1 (1.株式会社 横河ブリッジ)

キーワード:桁更新、縦取り、リフター、急速施工

現在供用している橋梁を更新するには,ある程度の作業空間と時間が求められる.ここでは,道路橋を対象に橋軸直角方向に作業空間がなくとも対応できる縦取り式の桁更新工法の適用性の検討を行った.検討内容はリフターを2基用意し,その間に架設桁を設けリフターで支持する構造とした.こうすれば,短時間で施工区間をカバーできる門構が構築される.道路橋の場合,搬出と搬入を考えれば車両は進行方向一方への搬出が望ましい.また道路橋は鉄道橋に比べ幅員が広いので,橋軸直角方向に橋を分割する必要がある.そこで,橋梁を1車線相当に縦に分割して桁更新について検討した結果,課題はあるものの縦取り工法の適用は有効と判断した.

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