令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

リニューアル(10)

座長:森瀬 喬士(中日本高速道路)

[VI-738] レンガトンネルにおけるポリウレア樹脂を用いた剥落対策工の試験施工

〇鎌田 和孝1、山本 忠之2、岡田 和成2、野城 一栄3 (1.西日本旅客鉄道、2.日本基礎技術、3.鉄道総合技術研究所)

キーワード:山岳トンネル、覆工、ポリウレア樹脂、吹付型剥落対策工、試験施工、レンガ

レンガを用いた山岳トンネルは明治~大正初期に建設され,多くのトンネルが経年100年を超えている.経年劣化に伴うレンガ母材や目地材の剥落などによって維持管理に苦慮している.今回,廃線レンガトンネルにおいて,ポリウレア樹脂吹付けによる剥落対策工に関する適用可能性の確認を目的として試験施工を実施し,下地処理の違いや漏水,覆工表面の凹凸,目地の開口によって,プライマー塗布や樹脂吹付の施工品質に与える影響を確認した.現場導入にあたっての課題整理を実施するため,実場面を想定して悪条件下での施工試験を行い,レンガ覆工を対象とした剥落対策についての知見を得たので結果を報告する.

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