[VI-744] 鉄道トンネルにおける覆工裏空隙充填材運搬方法の最適化
キーワード:トンネル、大規模改修工事、覆工裏空隙充填工、注入材、プラント
東海道新幹線のトンネルには、覆工と地山の間に空隙が生じている場合があり、一体性向上を目的に、空隙へ可塑性注入材を充填する工事を行っている。注入材の運搬は、坑外に設置したプラントから、配管にてトンネル内へ圧送する方法や、保守用車にプラントを積載して運搬する方法を採用する。しかし、前述の運搬方法が困難な場合があることから、トラックにプラントを積載してトンネル坑外にて注入材を製造し、坑外から軽便トロにて運搬する工法を確立した。本工法は、注入材の混合から注入完了まで時間を要することから、注入材の品質を確認する必要があった。本稿では、品質確認結果及び現場適用状況、複数現場への適用事例について紹介する。
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