令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

工程管理

座長:山浦 克仁(株式会社大林組)

[VI-787] 東京メトロにおける防水ゲート遠隔操作機能整備工事の概要

臼井 昭洋1、〇谷田 剛史1、門内 建二2、新田 裕樹2、樫部 雅彦3、小川 成人3、高橋 尚己3 (1.株式会社メトロレールファシリティーズ、2.東京地下鉄株式会社、3.佐藤鉄工株式会社)

キーワード:地下トンネル、大規模浸水、防水ゲート、遠隔操作

近年増加傾向にある集中豪雨や台風等による地下空間への大規模浸水に備えることは安全の面から重要な課題の一つである.その大規模浸水対策の一つとして行った,東西線新川防水ゲートの遠隔操作機能整備工事について報告する.新川防水ゲートの閉扉作業は設置から50年余り人力操作等によって運用しているが,遠隔操作機能を整備するにあたり、自動化のための各種装置の検討・設計を行った.施工においては,地下鉄トンネル内特有の時間的・空間的制約の中、重量機器である油圧ユニットの搬入方法について記述した.東京メトロの防水ゲートは9路線に8箇所供用中であり, 2020年6月には7箇所の遠隔操作機能の整備が完了する計画である.

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