令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

鉄道(4)

座長:大髙 正裕(清水建設)

[VI-838] 連続した鉄道高架橋アンダーピニング工事の計画と施工実績(その3)~柱接続本受替えの計画および実績~

〇山本 信也1、田中 誠1、小林 克哉1 (1.鹿島建設)

キーワード:アンダーピング、柱接続、受替え、ラーメン高架橋、高流動コンクリート

相鉄東急直通線工事の東横線高架橋アンダーピニング工事(延長約150m)において、横ぶれ防止材の開発導入などにより、列車運行を阻害することなく、2年9箇月に亘る仮受け期間を経て、無事に本受け工事を実施するに至った。
 今回の本受け工事(既設高架橋柱と新設柱の接続)は、前例のない列車振動かつ仮受鋼材の温度伸縮変動下での鉄筋機械式継手接続、コンクリート逆打ち工事であったが、現地実証試験、高流動コンクリート配合変更、打設試験施工、仮受ジャッキ荷重自動制御など、要所に工夫を凝らし、本設構造物の品質を確保することができたので報告する。

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