令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

軌道保守(4)

座長:原田 祐樹(西日本旅客鉄道)

[VI-883] モニタリングシステムの急進性把握機能を活用した軌道変位進みの分析

〇武田 岳1、小林 聡一1、吉川 央容1、谷口 貴彬1 (1.日本線路技術)

キーワード:線路設備モニタリング装置、軌道変位進み著大箇所

株式会社日本線路技術モニタリング事業部では,JR東日本における線路設備モニタリング装置の検測データの処理を通じて鉄道分野におけるCBMの実現に向け取り組んでいる.モニタリング装置により取得できる膨大なデータを活用することで,過去の研究で明らかにされてきた軌道変位進みに影響を与える諸条件について,より精度の高い分析が実施できる環境が整いつつある.本研究では,モニタリング装置の膨大なデータから軌道変位ならびに軌道変位進みを把握し,軌道構造条件や線形・輸送条件等との関係解析を目的とした.過去の研究で明らかにされてきた軌道変位進みと諸条件との関係性の一部について実データを用いて実証することができた.

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