令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

シールドトンネル(4)

座長:谷口 敦(大成建設)

[VI-924] 非開削切り拡げ工法の設計方法における適正なFEM解析モデルに関する一考察(その1)

〇二宮 優太1、岩波 基1、山口 哲司2 (1.早稲田大学、2.熊谷組)

キーワード:シールドトンネル、設計

シールドトンネルからの切り拡げ技術とは,路上交通や地中埋設物への影響等によって地上からの開削工事をおこなうことができない場所において活用がなされており,地下構造物のネットワーク化において重要である.このように,当工法は施工実績や今後の活用への期待が増えている一方で,未確立の設計方法であり,個々の事業者で独自に検討しているのが課題である.そこで本研究は,FEM解析を実施することで構造物に生じている挙動を再現して,シールドセグメント,曲線パイプルーフ,変形防止鋼材の掘削時挙動とそれら構造物に作用する荷重の推定を試みるものである.

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