令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

シールドトンネル(4)

座長:谷口 敦(大成建設)

[VI-927] 基盤内に根入れした大深度立坑の耐震設計における地盤応答解析領域に関する数値解析的研究

〇石井 貴大1、岩波 基1、山口 哲司2 (1.早稲田大学、2.熊谷組)

キーワード:大深度、立坑、地盤応答解析

大深度立坑は耐震設計上の基盤面よりもその底面が深くなっており,耐震設計上の基盤面に地震波を入力して解析を行うことができない.また,このような場合での地盤応答解析領域に関する規定は無いため,明確な根拠のないまま地震波を入力する基盤面(以後,解析基盤面)を設定しているのが現状である.そこで,本報告では立坑底面から様々な深さに仮の解析基盤面を設定し,地震波の引き戻し解析,二次元FEMモデルによる地盤動的解析および応答変位法の構造解析を行うことで基盤深さと立坑応答の比較を行う.その結果,検討地盤では立坑底面から70m以深で立坑の断面力が収束に向かう傾向が見られた。

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン