令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

シールドトンネル(4)

座長:谷口 敦(大成建設)

[VI-928] 開削工法による近接施工に伴う既設トンネルへの簡易影響評価に関する研究

〇片山 智裕1、岩波 基1、山口 哲司2 (1.早稲田大学、2.株式会社熊谷組)

キーワード:近接施工、土留め(山留め)、土留め壁(山留め壁)

幹線道路に面して建設されている超高層ビルでは基礎や地下室の構築における床付けの深度が深く,既存のインフラトンネルに近接した施工となることが多い.

 この床付け工事が既設トンネルの健全供用に大きな影響を与えないよう細かい配慮が必要であり,床付け工事に伴うトンネルの過大な変位による障害を防ぐため,工事の施工計画段階で影響評価を行う必要がある.また,地下鉄道の近接施工の実測値から,影響評価のうちリバウンドにおける鉛直方向変位が解析値より大きいケースもある.そこで,本研究ではこのような開削工法による近接施工に伴う既設トンネルの変形について高精度かつ簡易な解析手法を確立し,適切な予測影響解析を目指す.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン