令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

シールドトンネル(4)

座長:谷口 敦(大成建設)

[VI-929] 軟弱地盤における鋼製セグメント式圧入立坑の上部セグメント撤去について

〇座間 健一1、三俣 和彦 1 (1.西松建設(株)関東土木支社)

キーワード:鋼製セグメント圧入工法、立坑、上部撤去、引抜き、流動化処理土

本工事は,N値0~5程度の軟弱地盤においてシールドトンネルの発進立坑の構築を,鋼製セグメント圧入工法にて施工し,道路占有の場所であったことから発進立坑上部セグメント2.5mの撤去を行った.周面摩擦等による引抜き力を算定して,センターホールジャッキ8台にて引抜きを行い,引抜きと同時に流動化処理土で埋め戻しをするなど,慎重な施工を行った。工場設備に近接した場所での施工であったが,周辺影響の計測監視した結果,影響はほとんどなく計画通りに施工を完了することができた。

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