令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

施工計画(1)

座長:渕先 弘一(鹿島建設)

[VI-1020] 重要構造物近傍での地表面計測を併用したニューマチックケーソンの施工

〇濱 慶子1、仙波 哉太1、吉原 昂輝2 (1.株式会社熊谷組、2.大豊建設株式会社)

キーワード:ニューマチックケーソン、近接施工

本稿は,重要構造物近傍でのニューマチックケーソンの施工において,地盤のFEM解析及び現地での変位計測を併用しながら施工した事例について報告するものである.本稿にて報告する構造物は,県道がコンクリート躯体から最近傍部で5.1mに位置しており,その背後には急峻な山が迫っていることから,工事の影響を最小限にして施工することが求められた.現在まで,地表面の変位は管理値以下となっており,大きな変状は観測されていない.

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