[VI-1064] 計測環境が良くない市街地でのGNSSにおける変位計測の適用例
キーワード:GNSS、RTK-GNSS、衛星、地表面変位、電柱、連続モニタリング
GNSS測位はマルチパス環境下での利用が困難だったが,利用可能な衛星数の増加やマルチGNSS技術の進展によって,市街地での利用や精度改善といった効果が期待されるようになった.また,短時間で整数値バイアスを決定するOnTheFlyが一般化し,RealTimeKinematicの利用範囲も拡大しつつある.一方,市街地では設置場所に制約が多く,その選定が難しいという課題があった.本論は,RealTimeKinematic方式のGNSS計測システムを設置位置の制約が少ない電柱に試験的に設置し,シールド工事や開削工事等の広範囲で地表面沈下計測が求められる現場を想定した常時監視の適用性について検証した.
要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン