令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

GIS/GPS

座長:黒台 昌弘(安藤・間)

[VI-1067] 高性能GNSSを活用したTLS計測の効率化

〇佐藤 正憲1、山口 雄希1、森石 一志1、富山 和也2、西川 啓一3 (1.大林道路株式会社、2.北見工業大学、3.iシステムリサーチ株式会社)

キーワード:三次元点群データ、ICT舗装工、出来形管理、TLS、GNSS

ICT舗装工は地上型レーザスキャナ(以下,TLS)を使用して出来形計測を行うが,施工延長が長くなった場合,TLSを移動しながら計測する必要がある.その際,各計測(TLS設置)間にターゲットを設置し,そのターゲットも同時に視準し,後のデータ整理でレジストレーション(合成)を行う.また,TLSのデータは座標を持っていないため,後で付与することとなる.そのようなことから,著者らはターゲットレスによるTLS計測の効率化を検討している1,2).本報では,TLSセルフレジストレーションについて,現在取り組んでいるGNSSアンテナ設置治具の改良および計測の標準化と,その効果の検証結果について述べる.

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