令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

検査技術・診断(1)

座長:澤田 純之(安藤・間)

[VI-271] 点検ロボットによるトンネル点検の効率化と施設管理技術の高度化   -高山国府トンネルにおけるフィールド試行事例-

〇小西 純一1、永富 達也2、尾崎 俊彦2、雪田 真吾1、津金 裕之1、松本 相均1、岩本 直士3、有髙 慎也3 (1.サンコーコンサルタント、2.国土交通省中部地方整備局高山国道事務所、3.計測検査)

キーワード:点検ロボット、トンネル点検、3Dレーザー計測、覆工壁面撮影システム、モービルマッピングシステム

国土交通省が掲げる点検記録作成支援ロボットのフィールド試行では,点検要領の改定に先駆け,点検効率化の効果検証を行うこと,得られる画像の3Dモデル化による施設管理技術の高度化の検討を行うためのデータ取得を目的としている.中部地方整備局高山国道事務所管内の高山国府トンネルにおいて,トンネル覆工壁面の連続画像撮影システム,高精度3Dレーザー計測システムを搭載したMIMMによる走行計測を行い,覆工表面ひび割れ,漏水等の変状と,トンネル断面形状を把握した.その結果,点検作業の安全性向上,作業時間の大幅な短縮,変状の進行状況の確実な把握が可能となることがわかった.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン