[VI-1105] 新しい新幹線用トンネル覆工表面撮影車の開発と導入
キーワード:トンネル検査、計測車、ひび割れ抽出、光切断法
当社では、トンネル覆工表面のひび割れ等の変状状況を画像として記録できる「トンネル覆工表面撮影車(TuLIS)」を2000年に導入した。トンネル検査では、トンネル変状展開図と呼ばれる変状を図化した資料を活用しているが、撮影車導入以前は、目視検査時のスケッチから展開図を作成していた。そのため、変状の位置や形状、時間的変化を正確に把握することが困難だった。撮影車導入後は、撮影画像から現地との整合が取れた高精度の展開図作成が可能となり、検査の正確性や効率が向上した。今回、新幹線用車両の老朽化に合わせ、従来より高精度かつ高速走行でデータ取得が可能で更にひび割れ自動抽出機能を追加した車両を開発・導入した。
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