山岳トンネル(8)

[VI-647] 全天球カメラを活用した山岳トンネル坑内の可視化

〇池村 幹生¹、多寳 徹¹ (1.安藤・間)

キーワード：山岳トンネル、全天球カメラ、ICT、施工管理

山岳トンネル工事を円滑に進めるためには，トンネル坑内全線にわたって稼働する各工種の無理・無駄を把握し，適切に対処することが重要である．しかし，日々，重機や仮設備の配置が変わっていく中で，それらを詳細に把握するには手間を要し，短時間で可視化することは困難だった．そこで筆者らは，施工中のトンネル坑内の状況を可視化することを目的に，全天球カメラを用いてトンネル坑内の映像を取得するシステムを開発した．