Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

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第VI部門

山岳トンネル(8)

Chair:Kenichi Tagawa

[VI-649] Change of auxiliary method for mountain tunneling method for scoria

〇Hideki Horikoshi1, Kouji Yoshinaga1, Takeshi Suzuki1, Maruyama Daisuke2 (1.Nishimatsu Construction, 2.Central Nippon Expressway Company)

Keywords:scoria, unconsolidated natural ground, collapse of crown, forepoling drilling of in section

新東名高速道路湯船原トンネルは,施工事例の少ないスコリアと称する火山砕屑物が堆積した未固結の地層を掘削した.当初設計では,天端部の補助工法としてAGFが採用されていた.しかしながらAGFを打設しても天端崩落が発生した.この天端崩落は,坑口部だけでなく,断続的に発生した.これらの天端崩落の防止する対策工として,天端補助工法はAGFに代えて注入式フォアポーリングを採用し,トンネル掘削面近傍の改良を行うこととした.しかしながらこの工法変更でも天端崩落が発生したため,注入式フォアポーリングボルトを掘削時に撤去できるよう改良し,掘削断面内から打設し,掘削断面内も含めて改良して,天端崩落を抑制した.

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