Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第VI部門

山岳トンネル(8)

Chair:Kenichi Tagawa

[VI-650] Spring water measures during tunnel excavation in the scoria layer

〇Masaru Harashima1, Youhei Kuwahara1, Satoshi Nara1, Kouji Yoshinaga1, Tatsuhiko Ootani1, Daisuke Maruyama2 (1.Nishimatsu Construction, 2.Central Nippon Expressway Company Limited)

Keywords:Scoria, spring

本トンネルの地層は,火山砕屑物が堆積した未固結のスコリア層となり,全国的に施工事例が少ない.
トンネルの総湧水量は上下線合計で最大15m3/hと想定されていたが,上下線1,000m掘削時点で最大460m3/hとなり濁水処理設備を増設している.
湧水量増加に伴い,切羽の崩壊・地山の流出による空洞発生・土圧の増大・脚部地耐力の低下による変状等が発生した.また,下半盤からの湧水(湧き出し)により,作業効率が低下し,トンネルの施工に大きな影響を与えた.
上記事象に対して,本トンネルで検討・実施した湧水対策について報告する.

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