[VI-653] ボーリング削孔中の湧水帯測定技術「T-DrillPacker」の開発
キーワード:トンネル、湧水、水圧、ボーリング、パッカー
山岳トンネル工事では,施工中に大量の湧水が発生すると,トンネル切羽の崩壊や坑内の水没などの危険性を伴い,工事の安全や工期・工費に重大な影響を及ぼすことがある.そのため,前方に存在する複数の湧水帯の位置や水量・水圧を個別に確実に把握し,事前に湧水対策を行う必要がある.従来の湧水帯測定技術では,作業の手間や測定精度に課題があったため,筆者らは,施工中のトンネル坑内で行われる切羽前方調査ボーリングを用いて,ボーリング先端の湧水圧を迅速に測定できる新たな技術「T-DrillPacker」を開発した.本稿では,その概要について報告する.
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