リニューアル(4)

[VI-705] Report of Impact Test of Precast Concrete Guardfense abled Rapidly Setting

〇Junji Sasajima¹, Akihiro Yamaura¹, Seiji Takeuchi¹, Souichiro Ando¹, Akio Shirozu¹, Hidekazu Mizukoshi² (1.Yokogawa Bridge Corp., 2.Yokogawa Bridge Holdings Corp.)

Keywords:Guardfense , Precasted, Impact Test, Rapidly Setting, Update

わが国の道路橋では，交通量の増加や厳しい使用環境を原因とするＲＣ床版の変状が顕著化し，大規模な床版更新工事が計画され実施されている．筆者らは，主として工期の短縮を目的としてプレキャスト(ＰＣａ)壁高欄の開発を行った．開発した壁高欄の水平接合部は，床版地覆部に橋軸方向の溝を設け，ＰＣａ壁高欄から突出した太径鉄筋を差し込んだ後に無収縮モルタルを充填し一体化する構造である．本壁高欄接合部の性能を確認するにあたり種々の試験を実施してきた．過年度実施した衝突性能試験では中央部と鉛直接合部は規格を満足したが，端部は規格を満足できなかった．本稿では改良した端部ＰＣａ壁高欄の衝突性能試験について報告する．