令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

リニューアル(11)

座長:津野 究(鉄道総合技術研究所)

[VI-748] トンネル覆工の力学的挙動のモデル化に関する基礎的研究

〇持田 新太郎1、岡崎 泰幸2、林 久資1 (1.山口大学大学院創成科学研究科、2.松江工業高等専門学校)

キーワード:山岳トンネル、覆工、数値解析、ひずみ硬化・軟化特性

山岳トンネルでは,覆工には力学的な性能を期待せず,無筋コンクリートで施工することが多い.しかし,実際には,覆工に外力を受けたような変形やひび割れが発生することがあり,外力が覆工の力学的な安定性に及ぼす影響を把握できる解析モデルが必要である.そこで,本研究では,外力が作用した際の無筋コンクリート覆工の力学的な挙動をより忠実に表現できる解析モデルを提案することを目的として,覆工模型の載荷実験を行い,圧縮破壊前後のひずみ硬化・軟化特性および引張破壊後のひずみ軟化特性を考慮した数値解析を行うことで,覆工模型の挙動を再現できるか検討した.その結果,実験時の覆工模型の挙動をおおよそ再現することができた.

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