[VI-850] 鉄道に近接する掘削土留め工が軌道変位に及ぼす影響
キーワード:近接施工、鉄道、掘削土留め工、弾塑性解析
鉄道の近接範囲で掘削土留め工を行う際,一般的には都市部構造物の近接施工対策マニュアルに従って施工方法や構造物との離隔ごとに変位予測を行い,既設構造物に有害な影響が及ぶと判断された場合には,影響度の検討を行う必要がある.そこで,変位を指標に影響度を把握するため,弾塑性解析及び有限要素解析(弾性解析)を用いて変位予測を行った結果,一般的な仮土留め計画では鉄道構造物に大きな変位が生じると予測された.この結果を受け,変位抑制のための対策工として,仮土留め内に地盤改良を実施し,切梁を掘削前に設置した場合の検討を行った結果,鉄道構造物に生じる変位を抑える効果があることを確認した.
要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン