令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

シールドトンネル(5)

座長:河越 勝((株)熊谷組)

[VI-934] 気泡シールド工法に用いる気泡の圧力下における性状(その2:気泡単体)

〇川野 健一1、吉迫 和生1、佐藤 一成1、瀧川 信二2、吉田 智哉2 (1.鹿島建設、2.タック)

キーワード:気泡シールド、MLF、気泡残存率、気泡径、起泡力、気泡の持続性

気泡シールド工法に用いる気泡の性状評価は,従来,大気圧環境下で実施されることがほとんどであった.そこで,昨年新たに製作した圧力容器でさらなる高圧力(0.5MPa)環境を実現し,当社が開発した新型起泡剤「マジカルラスティングフォーム(以下,MLF)」と従来型起泡剤の高圧力下での性能を比較検討するため,気泡単体の持続性確認実験を実施した.その結果,高圧力下においてもMLFは従来型より高い気泡残存率を示し,マイクロバブルと呼ばれるきめ細かい小さな気泡径をより多く発生させることが判明した.

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