令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

シールドトンネル(5)

座長:河越 勝((株)熊谷組)

[VI-935] 気泡シールド工法に用いる気泡の圧力下における性状(その3:気泡混合土)

〇吉迫 和生1、川野 健一1、佐藤 一成1、瀧川 信二2、吉田 智哉2 (1.鹿島建設、2.タック)

キーワード:気泡シールド、MLF、気泡混合土、撹拌抵抗

気泡シールド工法に用いる気泡の性状評価は,従来,大気圧環境下で実施されることがほとんどであった.そこで,昨年新たに製作した圧力容器でさらなる高圧力(0.5MPa)環境を実現し,当社が開発した新型起泡剤「マジカルラスティングフォーム(以下,MLF)」と従来型起泡剤の高圧力下での撹拌抵抗低減性能を比較検討するため,気泡混合土の性状確認実験を実施した.その結果,MLFは従来型より高圧力下においても撹拌抵抗が小さく,再撹拌時にも撹拌抵抗の大きな増大は確認できないことから,高圧力下でも良好な性状を保有できることが判明した.

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