令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

シールドトンネル(5)

座長:河越 勝((株)熊谷組)

[VI-939] 点群センサーを使用したシールドトンネルの真円度計測装置の開発

〇西森 昭博1、松原 健太1、上田 潤1、林 成卓1、東野 弘幸1 (1.株式会社大林組)

キーワード:シールド、セグメント、真円度、計測、点群センサー、品質向上

シールド工事では,セグメントの品質管理の観点から,目開き,目違いをなくし,真円を確保しながらセグメントの組立て作業を行うことが肝要である.従来の計測装置では計測点が限定されており,変形モードを正確に把握することが難しいこと,テール通過後の変化を計測することが難しいこと,計測器のメンテナンスに手間が掛かることなどが課題となっていた.そこで,真円度を周方向に連続的に計測することができ,メンテナンスが容易で,テール通過後の計測も可能な計測装置の開発に取り組んでいる.本稿では,2種類の点群センサーを使用した真円度計測装置を試作し,施工中のシールドトンネルで計測実験を実施した結果について報告する.

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