令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

シールドトンネル(5)

座長:河越 勝((株)熊谷組)

[VI-940] シールド坑内自動測量システムの開発

〇林 成卓1、松原 健太1、西森 昭博1、東野 弘幸1、白坂 紀彦2 (1.大林組、2.演算工房)

キーワード:シールド、測量、自動化、省力化、生産性向上、精度向上

シールド工事の高速化・長距離化や少子高齢化より、経験の浅い測量技術者でも高精度の測量を短時間で行うことが求められている.一方,現状のシールド坑内の自動測量技術は,器械設置に手間が掛かること,マシン測量に限定されていること,小口径シールドへの適用が困難であることなど課題がある.これらを踏まえ、自動視準トータルステーションと,遠隔操作用タブレット端末から構成された自動測量システムを開発した.本システムは,基準点・水準点測量,セグメント測量にも適用でき,また,シールド線形管理システムとも連動しているため,掘進計画の省力化も可能となる.今回,本システムを実際のシールド工事に適用し,その効果を確認した.

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