[VI-982] 地盤ガードによる崩壊土砂移動防止に関する実験的検討
キーワード:土砂崩壊、簡易土止め、室内試験
地中に設置するライフライン施設の設置,取り出し,メンテナンス等の工事では地盤表面から溝状に掘削する工事が行われる.このような掘削工事では,掘削壁を保護する土止め支保工の設置が必須である.しかし,狭隘な掘削作業空間での土止め支保工の設置に手間がかかるケースも考えられるため,設置が簡易で且つ地盤崩壊時でも掘削孔内の空間確保を可能とする新たな支保工の開発が望まれている.本研究では,クロスアームの機構を有する支保工(地盤ガードとする)を用いた室内試験を実施し,地盤崩壊に至るまでの地盤ガードの変形等を観察した.試験結果より,崩壊土砂の移動が地盤ガードによって抑制されたことが確認された.
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