[VI-983] 散乱型RI 水分計を用いた移動式含水比測定手法の検討
キーワード:散乱型RI、i-Construction、含水比、非破壊、品質管理、自動化
RI法は盛土の品質管理に広く用いられている測定方法であり,筆者らはこれまで削孔が不要でクリアランスの影響を受けにくい散乱型RI水分計単体を用いて含水比を直接測定する手法の研究を行ってきた.本研究はその技術を応用し,散乱型RI水分計を取り付けた台車を移動させて盛土の含水比を面的に測定する移動式測定手法について検討したものである.現場実験で得たデータから,移動しながらの連続測定においても盛土の含水比の状態を概ね捉えていることが確認でき,移動式含水比測定手法の可能性が示された.この技術を確立させることでより効率的で面的な測定が可能になり,また含水比測定の自動化への活用も期待される.
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