[VI-985] 交差フレーム型溝用土止めシステムの必要強度に関する実験的解析
キーワード:土砂崩壊、溝工事、労働災害、実大実験、土砂ガード
土止め支保工が設置されない掘削深さ1.5m未満の小規模な溝掘削工事では,作業者が土砂の生埋めとなる労災事故が後を絶たない.筆者らはそのような小規模工事における安全対策を目的に,新たな被災防止システム「土砂ガード」の開発を行っている.本研究では剛性の高い部材を使用した新たなモデルを試作し,溝掘削工事の土砂崩壊を模した実大実験を行い,部材に作用する応力についての検証を行った.その結果,斜材の曲げ応力については材料耐力に対して概ね30%以下と,あまり大きくないことがわかった.実用化においては,より小断面の部材を使用して,軽量化したモデルの適用の可能性を示した.
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