[VI-986] 膜養生材による法面侵食防止効果の検討
キーワード:法面侵食防止、大雨、侵食土壌、SS(浮遊物質量)、濁度
近年、各地でゲリラ豪雨や台風が頻発しており、全国各地で降水量の記録が更新されている。筆者らが過去に開発した粉じん飛散防止材(MAKフォーマー®)は、生分解性材料でありながら,強固な土壌被膜を形成するため、法面保護などの養生材としての適用が期待できる。一般的な浸食防止対策として,法面や切土にシート養生材で被覆する方法があるが、設置・撤去に課題がある。そのため,施工法が容易な膜養生材の利用が可能なら、降水による濁水発生源対策の選択肢が増える.そこで,人工降雨装置による法面侵食防止効果を検証した結果、開発材料は既成材料よりも侵食土壌量を低減でき、発生濁水も排水基準値以下であることが明らかになった。
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