[VI-988] 実工事で使用した多層チップビットの効果の検証
キーワード:シールドマシン、カッタービット、礫層、多層チップ、破面観察、損傷状態
近年,シールド工法は玉石・礫混じり地盤での施工例が増大しており,このような施工環境下においては,カッタビットが施工中に礫や玉石と接触して超硬チップが破損し,切削能力の低下を引き起こす.そこで,超硬チップが破損しても切削機能を維持することを目的とした多層チップビットを考案し,実工事にて搭載した.工事使用後のビットを回収し,ビットの損傷状態を調査した結果,超硬チップの破面観察により1次チップと2次チップの破損はずれて発生していると考えられ,従来ビットに比べると,多層チップビットは礫層掘削に効果的なビットであることを検証した.
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