令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

施工計画(2)

座長:戸田 明良(清水建設)

[VI-1029] 営業線直上における落とし込み一括架設について

〇大泉 済1、岸 智久1 (1.東鉄工業)

キーワード:営業線近接工事、桁架設

JR東日本とNEXCO東日本 東北支社との工事協定により常磐自動車道の4車線化に伴い山元ICと亘理IC間のJR常磐線の上空部分に箱桁2車線分を架設する工事である.営業線直上における大型クレーンでの一括架設におけるリスクの低減施策について,最終架設するJR常磐線上の落し込み連結は「モーメント連結設計」であるため,起点側の架設済みである桁仕口角度に合わせた架設方法と終点側の架設済みである町道上の桁をスライドジャッキ設備により縦移動し接続する事を計画した.施工を行った結果,営業線直上での線路閉鎖という時間的制約の中,綿密なタイムスケジュール管理により,落とし込み架設を完了する事が出来た.

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