令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

情報化施工(1)

座長:森 拓雄(大林組)

[VI-1070] パイルナビを活用した場所打ち杭施工報告 石巻市渡波排水ポンプ場復興建設工事

〇花田 光司1、筒井 光夫1、鈴木 省三1、白井 正章1、鈴木 一1 (1.東急建設株式会社)

キーワード:ICT、情報化施工、場所打ち杭

石巻市渡波排水ポンプ場復興建設工事は,石巻市幸町地内に雨水ポンプ場を新設する工事である.

本工事においては,基礎杭としてオールケーシング工法での場所打ち杭施工を行った.

当施工箇所では、支持層が傾斜していること、ポンプ所躯体は複雑な構造で、場所ごと(沈砂池、ポンプ棟他)に底盤深度が異なるため,杭頭標高が多岐にわたる.また,ポンプ所底盤は,GL-14m以深程度に位置するため,施工時の精度管理(偏芯・傾斜管理、高さ管理)が非常に重要であった.
本稿は,複雑な施工状況下における管理方法として,オールケーシング工法に杭打設管理システム「Tc-PEAR工法」を活用し施工した記録を報告するものである.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン