令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

測量・計測(2)

座長:工藤 敏邦(前田建設工業株式会社)

[VI-1115] UAV搭載型レーザスキャナの植生透過性能に関する実証実験

〇古川 敦1、生田 恵己1、北原 成郎1、天下井 哲生1、星野 慎司2、水野 洋平2、石田 三千男2、笠 けやき2 (1.熊谷組、2.中日本航空)

キーワード:UAV、レーザスキャナ、植生、グラウンド透過率、取得ターゲット数

本実験は,UAV 搭載型レーザスキャナにおいて地表植生を透過して得られる地表面の測定値について,レーザスキャナの種類による比較を行い,南国と本州の植生特性による計測精度について検証する事を目的とした.

グランド透過率については1 パルス(発)あたりのターゲット数(リターンの取得数)が多いレーザ機材が有利な結果が得られた.南国植生下では取得ターゲット数の多いレーザ機材を使用し,本州植生下ではやや取得ターゲット数の少ないレーザ機材をしたため透過率は同程度となったが,葉が大きく樹高の低い南国の植生下では取得ターゲット数の多いレーザ機材を使用する事が必要と考えられる.

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