令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

検査技術・診断(7)

座長:佐藤 文則(前田建設工業㈱)

[VI-312] 飛行船型水路トンネル調査ロボットの開発

〇松浦 誠司1、原田 耕司1、西見 宣俊1、山本 郁夫2 (1.西松建設、2.長崎大学)

キーワード:飛行船、ロボット、水路、トンネル、点検、維持管理

飛行船型水路トンネル調査ロボット「トンネルマンボウ®」を開発した.
トンネルマンボウは,自律飛行し小断面の水路トンネル壁面の画像を取得することで,無人調査を行う装置であり,震災直後の一次調査など,安全性が確認される前の管水路の被害状況(顕著なひび割れや壁面の崩壊,その他変状の有無など)の確認での使用を想定している.
ヘリウムガスを封入したバルーンによる飛行体とすることで,管水路底面の水などの影響を受けずに,かつ少ない消費電力で水路トンネル内を飛行して調査することができる.
実構造物の小断面の水路トンネルにおいて、2,500mの距離の自律飛行と連続画像の取得が可能であることを確認した.

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