[VI-658] 切羽の地質評価結果と鏡吹付け厚さを考慮した切羽の剥落危険度評価
キーワード:トンネル、切羽定量評価、肌落ち、ロジスティック回帰
筆者らは,切羽の肌落ちや崩落事故防止を目的として,切羽写真の画像解析による風化や割れ目の定量評価技術とコンピュータジャンボの穿孔データによる強度評価技術を開発している.また,レーザ距離計を用いて吹付け中の鏡吹付けコンクリートの厚さをモニタリングしながら,設計厚さに達した際にオペレータに合図を送るシステムを開発し,適切な鏡吹付け厚の確保を図るとともに鏡吹付け厚データを収集している.本稿では,掘削中のトンネルから,これらの評価技術にて収集した地山評価データと,発破孔穿孔時の剥落状況との比較・分析を行うとともに,ロジスティック回帰を利用した剥落危険度の評価ついて検討を行った結果を報告する.
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